らいなです。
先日、ハウスメーカーの一条工務店で本契約を結んできたので、当日の流れとそれに至る準備について、まとめていきたいと思います。私も契約するまで不安があり、なかなかインターネット上にも情報が載っていないので、身バレしない程度に書いていきたいと思います。
本契約とは?
一条工務店で言う本契約とは、他のハウスメーカーの「契約」とほぼ同義と言っていいでしょう。このハウスメーカーで家を建てる契約をします、ということです。一条工務店は、土地を持っていない場合、先に仮契約を結び、土地契約後に本契約を結びます。仮契約については、別途記事を書こうと思っています。
本契約をすると、その時点での基本価格(坪単価)やオプション価格がほぼ確定します。契約金として、100万円が必要になります。この100万円は、後々で使用する地方自治体への各申請に必要なお金であったり、書類作成に必要な収入印紙などに充てられます。余ることがあれば、建物にかかったお金と清算してもらえますので、安心してください。
本契約の準備、必要なもの
私(と夫)は、連名での契約となったため、本契約に必要なものは、それぞれの実印と認印でした。印鑑登録証明書は必要ありませんでした。
実印は役所で印鑑登録したものが望ましく、家にシャチハタの印鑑しかない場合は、事前に実印を購入して、役所へ印鑑登録の手続きをしに行きましょう。
本契約当日の流れ
いよいよ打合せが始まるのかというワクワク感とローン地獄が始まるのかという不安で複雑な気持ちで挑みました。実際契約してみると、それまでに家族から心配されるという恐怖感から解放された気持ちでスカッとしていました。
約2時間の打合せでした。
配布資料
まず、次の資料を渡されました。
- 建築工事請負契約書
- お引き渡しまでのスケジュール
- 資金計画書(*)
- 間取り図(*)
- 外観図
- 立体図
(*)の資料は建築工事請負契約書にもほぼ同様のものが入っています。
本契約前の最終確認
私たちは仮契約(土地を所有していない)からスタートだったので、間取りを営業さんとある程度ご相談した上で、一度設計士さんへ確認を取っていただいていました。そこから少し修正を加えた間取り図について確認を行いました。外観図、立体図もその内容が反映されていました。
契約書にはこの間取り図をベースにした内容で金額等が書かれています。
建築工事請負契約書の説明
ここから非常に頭を使う時間がやってきます。人によっては眠いと感じるかもしれません。
建築工事請負契約書は冊子になっています。基本的な事柄が書かれている「建築工事請負契約書」、その詳細が書かれている「建築工事請負契約約款(やっかん)」など様々なサイン・捺印が必要な書類が続いています。
営業さんから順番に説明があると思います。疑問に思ったことはすぐ質問しましょう。契約書は難しい単語が並べられがちだと思うのですが、約款も含めて比較的読みやすい内容でした。
契約書への捺印
問題がなければいよいよサインと捺印です。夫婦で契約する場合は、お互いに納得しているかどうか確認してサインしましょう。契約書以外にもサイン捺印が必要な書類があり、実際には1人5箇所以上書いたと思います。
今後のスケジュールのお話
契約書の説明の時点で営業さんよりお話があると思いますが、だいたいの上棟時期が決まります。地域によると思いますが、一条工務店自体が人気であること、感染症が流行っていることなどの理由から着工に遅れが出る場合があるのでよろしく、という承諾書にサインしました。
私たちは来年の6月頃に上棟予定となっております。そこから逆算して、打合せ完了までの時期が決まります。
初回打合せまでの宿題
最後に、本契約したオーナーだけに配布される専用タブレットを借りました。標準仕様やオプションの詳細な内容まで確認できる優れモノです。
初回打合せまでにやる宿題として、①タブレット内にあるアンケートに答える、②今の家にある家具家電を採寸してタブレットに記録する、が出されました。
①タブレット内にあるアンケートに答える
これは、よくあるお客様アンケートではなく、これから打合せをするに当たって、希望する家にどのようなイメージを持っているかを聞くものです。すべてのアンケートが複数回答可能だったので、家族で持っているイメージすべてを回答しておくといいと思います。
②今の家にある家具家電を採寸してタブレットに記録する
新しい家に持っていく家具家電のみでいいのですが、計画している間取りに実際置けるのかどうか考慮するために採寸が必要です。買い替えたいと思っている家具家電はそのサイズを調べて記録しておくといいようです。
まとめ
今回は一条工務店で本契約をしたということで当日の流れをまとめました。本契約についてどこまで書こうか悩んだのですが、さらに詳細が知りたい方はコメントやTwitterのDMでお気軽にお聞きください。一番は担当の営業さんに伺うことだと思いますが…
家の契約は一生に一度あるかないかと思いますので、とても貴重な体験であり真剣に取り組めたと感じています。ここからが本当のスタートとなるので、夫婦揃って今後の生活について考えていきたいと思います。
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