らいなです。
現在、一条工務店の設計士さんと絶賛打ち合わせ中です。
そこで玄関の鍵についてかなり悩み、調査しましたので、皆さんに共有したいと思います。
- 一条工務店で建てようか迷っている人におススメ!
- 仮契約中で玄関鍵の仕様が気になる人におススメ!
- シリンダーor電子錠or後付けスマートキーか悩んでいる人におススメ!
i-smartの玄関の鍵の標準仕様
一条工務店といえば、展示場のものは標準仕様というのが1つの売りですが、玄関の鍵の標準仕様はシリンダー錠になります。シリンダー錠というのは、いわゆる普通の鍵で、シリンダー自体は扉に付いているほうを指します。
標準仕様の鍵は美和ロック製
採用している鍵は美和ロックという国内最大手のメーカーの鍵です。国内の鍵の60%は美和ロックだとか。皆さんが住んでいる家の鍵に「MIWA」と書いてありませんか?
標準仕様では、美和ロック製のPSタイプと呼ばれる鍵表面にくぼみのある、存在している鍵の中でも防犯性の高いシリンダー錠がついてきます。オプション(16500円(税込、2021.11現在))でPSタイプより物理的に長いPRタイプの鍵を選ぶことができます。
サムターンは防犯仕様
どちらの鍵を選んでも、防犯サムターンが扉に付きます。サムターンとは、ドアの内側についている開け閉めする突起がついているアレです。
サムターンは2つ付くのですが、防犯サムターンは下にあるサムターンが該当します。なんと、開け閉めする突起を取ることができます。なぜ、取る必要があるのか、というとドアやドア付近にガラス面があって壊してドアを開けられてしまうサムターン回しの被害を受けにくくするためです。
なお、突起を取っている間でも外から鍵を挿してドアの解錠はできるようです。
一条オーナーに人気の電子錠(e-エントリー)
続いては、一条工務店で契約した人の中で、選んでよかったオプション上位に必ず入る電子錠について紹介します。
一体型と別体型
電子錠は2種類から選ぶことができ、取っ手と一体になっている一体型、分かれている別体型があります。どちらも一条工務店の玄関ドアのメーカーである三協アルミ製です。
両者の機能の違いは見た目だけです。一体型は取っ手に収まっているので、見た目がスマートですが、停電時など物理キーが必要なときは取っ手上部を開けて鍵穴と出すという手間がかかるそうです。
さらに、一体型を採用したいときの注意点は、別体型は仕様カタログから選んだ扉であれば、どの扉でもつけることができますが、一体型は付けられないドアもあるようです。私の家の場合、耐水害住宅のため、一体型を選択することができませんでした。
扉のボタンタッチで開く!リモコン操作で開く!
電子錠は私も使ったことがないので、そもそも普通の鍵と何が違うのかという点について調査しました。一条工務店の電子錠に限った話になります。
リモコンキー自体は、最近の車ではよくあることなので、リモコン操作で扉が開きます!といえばなんとなく理解できるのではないでしょうか?リモコンには、解錠ボタンと施錠ボタンがついているので押すと開け閉めができます。
もう一つの解錠方法として、扉に付いているボタンにタッチする方法があります。リモコンキーがドアから一定の距離内にあり、そこでボタンが押されると解錠できる仕組みになっています。
採用できるのは電池式ではなく電気式
三協アルミ公式ページでは、電池式と電気式が紹介されています。
電池式は単三電池8本を入れて動くもので、約1年間の使用想定をしています。対して電気式は、壁内配線が必要ですが、ドア側については電池交換等不要となります。
一条工務店では壁内配線が必要な電気式を採用することになります。電池式の電池交換する動画を見ましたが、ドライバーが必要なのでちょっと面倒な印象ですので、電気錠なのはありがたいです。
価格はそこそこする
2021年11月現在、電子錠の価格(税抜)は別体型60,000円、一体型70,000円です。高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、公式ページを見る限り、提携値段でやっているのがわかります。
ここが私の悩みポイントでした。ちょっと高いし、代替品がありそう…と考えてしまったのです。
後付けスマートキーは安いけどセキュリティは不安
一条工務店の電子錠はちょっと高いということで、後付けできる電子錠について、調査しました。
「一条工務店 スマートキー」と検索すれば、情報が出てくる出てくる…。よく一条ブロガーに紹介されていたのが、Qrio Lockという商品です。すごく出てくるので広告商品かと思うくらいです。
調べてみると基本的に良いことだらけです。デメリットを挙げるとすると、次のような点になると思います。
- ハンズフリー機能(一定の距離で自動解錠)が不安定
- Bluetooth4.0と少し前の規格であること
- 1年に1回電池交換が必要
- 電池はCR123Aを4本(コンビニには確実にない)
- スマホのバッテリーがなくなったら普通の鍵と一緒
- 鍵登録したスマホを常に持ち歩く必要がある
ハンズフリー機能は、GPSである程度自宅付近へ近づいたときに、Qrio Lockがスタンバイを始め、Bluetooth感知圏内に入ったら解錠するというものです。
一番のメリットとされるハンズフリー機能が不安定らしいというの一番の問題点となります。自動解錠されないと思って、普通の鍵で入る→オートロックがかかる→急にハンズフリー機能が動いて勝手に自動解錠される、ということがあるらしいです。
2021年12月にはQrio Lock新商品が発売
つい、先日Qrio Lockより新商品の告知が出ました。スマホを使わずとも、暗証番号やカードキーを用いて開けられるようになる「Qrio Pad」という商品がメインです。
防犯面での強化を期待していましたが、Qrio Padを使用するにはそもそもQrio Lockを買わなければいけないため、セキュリティのレベルは変わりません。むしろ、暗証番号での解錠方法が増えたので、鍵を開ける時に周囲にカメラ等ないか気を付ける必要があります。
結論→オプションの電子錠を採用
最終的に我が家では、オプションである電子錠(別体型)を採用することにしました。今はなんでもスマホへまとめるという時代ですが、便利と引き換えに失うものがあることを考えると、臆病な私には難しいと感じてしまいました。
決して安くないオプションではありますが、玄関ドアより先にリモコンキーが主流になった自動車でハンズフリー機能が付かないことを考えると技術的にもまだ難しいのでは?と考えてしまいます。
まとめ
このページでは、一条工務店でi-smartという商品を選択した場合の玄関鍵の仕様や代替品についてまとめました。今悩んでいる人は、何を優先するかきちんと見極めたうえで選ぶことをおススメします。
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