らいなです。
『千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 〜万の華うつす鏡〜』の千秋楽公演が終わって、少し寂しい気分になりつつも、今後への勇気と活力をもらえたことに感謝したいと思います。
第1部感想(ざっくり)
第1部に関しては、たくさんの人がいろいろな知識を元に解釈をSNSにアップされているので、私は素人目線で思ったことを書きます。
全体的に現地1回目より2回目、そして2回目より千秋楽のほうがより感情表現が多彩になったと感じました。
個人的に一番印象に残ったのは、村正が時間遡行軍と戦っているとき、薙刀を倒し、はらわたを抉るような動きのところです。
ゲームやアニメでは表現できないけれど、実際に刀剣男士がやっていてもおかしくない狂気を見ることができました。
実際には刀剣男士になって、そんなむごいことをしていなくても、戦に関わったことのある刀であれば、そのような場面もあったと思います。
そのあとのBGMのように流れる村正の悲鳴も相まっておぞましい怖いのに見てしまう…としっかり見入ってしまいました。
第2部感想
第2部は、刀ミュ俳優陣の中でもトップクラスの歌唱力を持つお二人の力が存分に発揮された内容だったと思います!
既存曲アレンジ
- Cay you guess what?(イントロ)
- 響きあって(Cメロ~サビ)
- 約束の空(Cメロ~サビ)
- Cay you guess what?(間奏~)
まず、最初の既存曲のアレンジどうなってるんですか…!?最高デスネ!!
そして、蜻蛉切の中の人のご希望(いつか言ってた)のひらみの衣装です。
村正と蜻蛉切で衣装が対照的なのがいいですね。ブロマイドとアクスタ早く受注始めて…!
ダンスも極力簡略化して、この後に体力を温存しているような感じ。(この流れは最近の大型公演でも見られるのでいいと思います)
この中で言えば、『約束の空』の鶴丸パートを蜻蛉切が歌唱。2019年の歌合で『impluse』を村正の代わりに担当した鶴丸なので、何かと縁があるなと思いつつ(おそらく歌唱力を評価された)。
脱いで魅せまショウ~サルサdeソウル(日替わりパターンその1)
はっきりとMCを挟まないで、極力歌で楽しませたい!という意気込みを感じる冒頭の蜻蛉切の焦り。
『脱いで魅せまショウ』は、元々、三百年の子守唄の村正の登場曲でしたが、過去にも真剣乱舞祭2017で披露するなど、1部の曲でありながらノれる曲であるため村正といえばこの曲!
昔より落ち着いた声に聞こえました。双騎を超えて”脱ぐ”意味がはっきりとしたということでしょうか…
そして続く蜻蛉切ソロ新曲のサルサdeソウル…
現代の戦としてアイドルのようなライブ形式という2部を続けてきた刀ミュ的には、この新曲最も合っているのでは?と個人的に思っています。
アイドルソングってそのアイドルがあえて歌わなさそうな理解できなさそうな曲を歌わせるといいと言います。
今回は理解できなさそうな曲ということになりますね。絶対あの蜻蛉切はマツケンサンバがネタ曲であることを理解していない…むしろリスペクトしている…
そして中盤から現れる村正の日替わりMCが毎回最高です。
来年以降のらぶフェスで悲劇に代わる日替わり曲にどうですか?沖田組か三池組で見たいです!!
ただ勝つために(太鼓)~妍姿艶質(日替わりパターンその2)
『ただ勝つために』を太鼓アレンジということで、刀ミュの欠かせない要素、太鼓を序盤に持ってくる構成。
左右に東京打撃団という太鼓のプロを置いて、鍛えられた蜻蛉切の身体から振り降ろされるバチがすごいこと。
続いて、さわやかな『妍姿艶質』。“けんしえんしつ”と読むようです。意味は艶やかで美しい姿のこと。
この日替わりパターンだと、ここで衣装チェンジなので、村正のテカテカ衣装やばいですね…(いろんな意味で)
まさに妍姿艶質。
Hangover~Dancer Bridge
『Hangover』の意味は二日酔いだそうです。
二振りとも普段は二日酔いしないけど1回だけ失敗したことありそうな刀剣男士ですね(超主観)。
にっかり青江単騎のときにも担当した福澤侑さんが振付の圧倒的かっこよさ!!
来年大型公演で二振りとも出演があるとしたらぜひこの曲をやってほしい。
蜻蛉切推しですが、やっぱりこのときはコルセットのイメージがある村正の衣装のほうが好きです。
その後の衣装チェンジ中のダンサーパフォーマンスはいつになく派手だったのではないでしょうか?
ブレイクダンスもそうですが、アクロバットもあり迫力がすごかったですね…
Utopia~Impluse
ここで神曲を持ってきましたね…
らぶフェスの内番曲にぴったりだと思いませんか?
内番定番曲『えおえおあ』『ETERNAL FLAME』『Utopia』でいかがでしょうか?(言い過ぎ)
審神者に歌わせているってことは次もあるって考えていいですか…?
『Impluse』はなんとフルコーラス。
三百年の子守唄2019、歌合 乱舞狂乱2019、壽 乱舞音曲祭と今までに3回披露されてきましたが、今回、特に千秋楽は力の入り方がすごくまさに熱唱という言葉がぴったりでしたね。
メインテーマ~カテコ
戦闘verに着替えてからのソロが圧巻でしたよね…
あれだけ楽しかった第2部の空気を一気に第1部の空気に変える立ち姿、そして安定感のある刀剣乱舞メインテーマが素晴らしかったです。
冒頭の”匂い立つその姿 妖しき光”は過去の村正出陣の刀剣乱舞と同じ歌詞でした。
また、蜻蛉切の歌詞も今までの出陣の蜻蛉切パートから一部抜粋したものをつなげた歌詞でした。
千秋楽のカーテンコールは、それぞれ中の人の持ち味が出てるというか(語彙力不足)、じわっとゆっくりと感動し、幸せになりました。
また、村正派に会いたい!!という気持ちと会えなくてもこの時間を共有できたんだという達成感に溢れました。
開場前後のはなし
現地は2回(11/30、12/15)ほど行ったのですが、普段海側には寄らない生活をしているので、想像より風が強く寒かったです。
これは、行きの新幹線で急いで作った硬質カードケースです。
私は不器用なのでリボンを周囲につけて豪華にできないので、ダイソー(他の百均にもあるかもしれませんが)にあった、ひらがなのシールがおすすめです。
赤、ピンク、紫、青、緑くらいはあったと思います。
初めて現地に行った翌日には蜻蛉切(実物)のある佐野美術館へ行きました。
前日に双騎を見たこともあり、逸話は蜻蛉切も多いんだよなぁと漠然と考えながら鑑賞しました。
佐野美術館限定の蜻蛉切クッションも購入できたのでよかったです!
帰宅してから、ペンライトと比較してみたの図。でかい。
さいごに
今回、双騎出陣を現地と配信で観劇することができて、本当によかったと思いました。
歴の長いキャストも増えていく中で、単騎双騎出陣できる刀剣男士は少ないので、自分の推しが出陣してくれることのありがたさを感じました。
さらに言えば、キャストの方々が長く深くミュージカル刀剣乱舞に関わっていただいている証拠でもあり、これからも愛し(投資)し続けたいと思います。
2024年はミュージカル刀剣乱舞9周年となり、新作本公演『陸奥一蓮』も発表されました。
年始早々、チケット合戦が始まりますが、がんばりましょう!!
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