らいなです。
7月に結婚式を挙げさせていただいたのですが、色々と手作りをしたので今回は一番思い入れのある「席札」について相場やデザインを選ぶ際の注意点も踏まえて説明したいと思います。
席札とは?相場もチェック!
披露宴や二次会で各テーブルに置かれる肩書や名前の書かれたものを指します。一般的な席札と呼ばれるものは紙を二つ折りにしたタイプが多いです。
席札の相場は頼み方や作成方法によって異なります。下記のページを参考に表にまとめました。メリット・デメリットは私の意見です。
方法 | 価格 | メリット | デメリット |
会場または提携業者に依頼 | 185円 | ・誤字チェックをプランナーもする場合が多い ・こちらは選ぶだけで手続きはお任せできる ・鮮明な印刷に期待ができる | ・入稿の〆切が少し早い(2週間前まで) ・デザインの選択肢が少ない ・急な欠席者が出た場合、ムダになる ・メッセージを書く場合は一度会場から引き取る必要がある |
外部の業者に依頼 | 146円 | ・幅広いデザインから選択できる ・鮮明な印刷に期待ができる | ・入稿の〆切がかなり早い(1カ月前まで) ・誤字チェック、手続きを自分でやる必要がある ・急な欠席者が出た場合、ムダになる ・メッセージを書く場合は余裕を持ったスケジュールが必要 ・持込料がかからないか確認する必要がある |
手作りキットで自作 | 107円 | ・幅広いデザインから選択できる ・会場への持込み日ぎりぎりまで作業できる ・欠席に対応しやすい(席札のみ) | ・デザインを考える必要はないが、それ以外は全部自分でやる ・印刷ミスへ対応するために余分にキットを買う必要がある ・急な欠席者が出た場合、ムダになる ・持込料がかからないか確認する必要がある ・印刷する場合は、プリンタが必要 |
すべて手作り | 67円 | ・デザインを一から決めることができ、個性が発揮できる ・会場への持込み日ぎりぎりまで作業できる ・欠席に対応しやすい | ・全部自分でやる ・持込料がかからないか確認する必要がある ・印刷する場合は、プリンタが必要 |
あなたに合った作成方法はどれでしょうか?私が式を挙げた会場は招待状のみ提携業者から選択する必要があったので、他に予算を使いたかったので、その他のペーパーアイテムは「すべて手作り」を選択しました。そのため、今回のテーマである席札も手作りです。
プリンタを持っていない場合やゲスト人数が少ない(30人程度)は業者に頼むことをおススメします。ゲスト人数50人だと9250円、100人だと18500円となりますので、多少欠席があったとしても席札以外に使用用途がないとプリンタ代のほうが高く付きます。さらに出荷状態に付属しているインクは基本的に少ないので、インクを買う可能性も出てきます。
席札はゲストに席の位置を教えるもの
気に入ったデザインのある業者見つけた!
そのデザインちょっと待てい!!
業者に頼む人はちょっとだけ、お時間ください。本当にそのデザインでいいんですか?席札の目的、わかっていますか?
席札はゲストに自分の席を教えるために存在します。その目的を達成したうえで、オシャレであったり、メッセージを添えたりしてください。
注意点①席札のゲスト名に英字は使わないこと
まず、こちらの商品をご覧ください。
こちらは「ファルベ」という結婚式アイテムを主に扱っている通販サイトの商品です。この商品はなんとフェイスシールドと兼ねていて、感染症対策という意味でもとても良い商品です。注意していただきたいのが、ゲストの名前をローマ字でも印刷できることです。
「あなたはすぐにローマ字読めますか?」という問題です。確かに英文字のほうがオシャレには見えますが、英文字に慣れていない人には苦痛です。特にご年配の方にはいい印象に持たれないようで、席札の失敗談によく上がります。「つ」を「tsu」にしたり、ざ行を「z」にするか「j」にするかも迷います。おそらく席札を依頼する前に招待状を送りますから、名前欄に英語で書く人はいないでしょう。要するに誤字チェックをするための正解の資料もないので、余計に時間がかかります。多少のオシャレ感は捨ててでも日本語を選びましょう。
さらに言えば、最近はタイルや木材といった紙以外の席札が流行っています。そこで問題になるのが大きさの都合上、名前しか書けないため、並べる会場スタッフも手間がかかるということです。これらを取り入れるのであれば、日本語フルネームで記載した付箋などを貼っておくといいと思います。
注意点②席札にお金を使うなら料理に使うべき
考え方にもよるのですが、基本的に席札って持ち帰ったら捨てませんか?たくさんの情報が載っている席次表は取っておく可能性もありますが、帰ったら捨てる派の人は結構多いみたいです。私も特に印象のないペーパーアイテムは捨てます。
席札は普通のコース料理であれば、最初のお皿の上か近くに置いてあると思います。テーブルって結構狭くて、基本的にコース料理は大きなお皿を用いて出てきますので、食事の前にカバンや引出物の袋の中にしまう人が多い印象があります。つまり、席札が人を喜ばせる時間というのは圧倒的に少ないのです。
それならば、他のものに予算を使いましょう。一番いいのは料理です。料理にお金をかけるとゲストに好印象を持たれるのは間違いないです。想像以上の効果が出ます。ただ、席札で浮いた分、料理に回せるのかというと足りないです。他のペーパーアイテムもコストカットするか、逆に席次表にプロフィール欄を追加する、メニュー表を追加するという追加料金に回す手段もあります。
まとめ
- プリンタなしor席札だけ手作りなら予算の削減効果は少ない
- デザインはゲストのことを第一に考えよう
- 席札にお金をかけるなら料理に使おう
席札は小さなアイテムではありますが、ゲスト一人ひとり違うものが行き渡ります。名前を入れるため、誤字などのミスは防ぎたいもの(漢字が違うだけで怒る人もいる)。自分都合ではなく、ゲストを意識したアイテムにしたいですね。
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